🌸墓じまいの手順と費用をやさしく解説|家族で話しながら進めるために

暮らしと終活の知恵

💡 はじめに

「お墓をどうしたらいいか、ずっと気になってるけど…」
そう感じたまま、時間が過ぎていませんか?

“墓じまい”という言葉。
聞いたことはあっても、実際に何をすればいいのかピンとこない人が多いと思います。

でも大丈夫です。
ここでは、難しい専門用語をできるだけ使わず、
「どんな流れで」「どのくらい費用がかかるのか」を
ゆっくりと説明していきますね。


🕊️ 「墓じまい」って、どんなこと?

かんたんに言うと、
お墓の中のご遺骨を取り出して、別の場所へ移すこと。

たとえば「お墓の引っ越し」のようなものです。

お墓を撤去して更地に戻し、
遺骨を納骨堂や永代供養墓、樹木葬、海洋散骨などに移します。

「お墓をなくす」ではなく、「これからも大切にできる形に変える」——
そんな前向きな整理なんです。


🌿 なぜ今、墓じまいを考える人が増えているのか

ここ数年、墓じまいを検討する方がぐっと増えています。

理由を聞くと、こんな声が多いです👇

  • お墓が遠くてお参りが難しい
  • 子どもに負担をかけたくない
  • 管理費の支払いが大変
  • 自然に還りたい(樹木葬や海洋散骨など)

つまり、**“負担を減らしたい”よりも“想いを残したい”**という人が増えているんですね。


🪴 まずは全体の流れをつかもう

墓じまいには、だいたい次の7ステップがあります👇

1️⃣ 家族で話し合う
2️⃣ 遺骨の行き先を決める
3️⃣ お寺・霊園に連絡する
4️⃣ 役所で手続き(改葬許可)
5️⃣ 閉眼供養を行う
6️⃣ お墓を撤去する
7️⃣ 新しい場所へ納骨(または散骨)

💬 改葬(かいそう)=お墓を「引っ越し」するための正式な手続き。
市区町村の役所で書類を出してもらいます。

全体をつかんでおくと、焦らずに進められます。


👪 ステップ①|まずは家族で話し合う

ここがいちばん大切です。

いきなり「墓じまいする」と言うと、
びっくりされたり、反対されることもあります。

そんなときは、
「お墓が遠くてお参りが難しいから、もう少し負担のない形にしたい」と、
**“思いやりベース”**で話すと伝わりやすいです。

💬 ポイント

  • “目的”を共有する(負担軽減・管理の心配)
  • “気持ち”を大切にする(感謝の気持ちを伝える)
  • “新しい形”を提案する(納骨堂や自然葬など)

⚓ ステップ②|遺骨をどこに移すか決める

ここでの選択が、のちの書類にも関わってきます。

方法特徴費用の目安
永代供養墓お寺や霊園が永続的に供養約3〜20万円
納骨堂屋内型・アクセス良好約10〜50万円
樹木葬自然に還る形約10〜30万円
海洋散骨海に還す。維持費ゼロ約5〜18万円

どれを選んでも、「受入証明書」をもらうのを忘れずに。
これは後の“改葬許可申請”で必要です。


🏯 ステップ③|お寺・霊園に相談する

次に、お墓があるお寺や霊園に連絡します。

お願いするのは2つ👇
1️⃣ 埋葬証明書の発行
2️⃣ 閉眼供養(魂抜き)の日程調整

お布施の相場は1〜5万円
寺院墓地の場合、離檀料(0〜20万円)をお願いされることもあります。

🙏「これまでありがとうございました」
このひと言を添えるだけで、気持ちよく送り出してもらえます。


🗂 ステップ④|役所で手続き(改葬許可)

「改葬許可」は、お墓を移すための書類です。

市区町村役場でもらえる「改葬許可申請書」に、
以下の2枚を添付します👇

  • 現在のお墓の埋葬証明書
  • 新しい納骨先の受入証明書

申請すると「改葬許可証」がもらえます。
これで正式に、お墓の“お引っ越し”ができます。


🪓 ステップ⑤|お墓の撤去と更地戻し

お墓の撤去工事は、石の大きさや場所によって費用が変わります。
目安は15〜60万円前後

霊園によっては指定業者があります。
ない場合は、2〜3社から見積もりをとると安心です。

📸 写真とサイズを送ると、見積もりが正確になりますよ。


💰 墓じまいにかかる費用の目安

項目相場
墓石の撤去・整地15〜60万円
閉眼供養(お布施)1〜5万円
離檀料(寺院墓地のみ)0〜20万円
書類・手数料など5千円〜1万円
新しい供養先3〜50万円

👉 合計すると20〜80万円ほどが一般的です。


🧩 費用を抑えるコツ

  • 工事業者は必ず複数見積もり
  • 写真・場所・サイズを共有して正確な見積りを
  • 受入先は「維持費の有無」まで確認
  • 寺院へは早めに相談+感謝を添えるのがトラブル防止に

💬 よくある質問(Q&A)

Q. 離檀料って必ず払うの?
A. 決まりはありません。これまでお世話になったお礼として包む方が多いです。金額に迷ったらお寺に正直に聞いてOK。
Q. 親族の一部が反対しています。
A. 「理由」と「新しい供養方法」を伝えると納得してもらいやすいです。命日を“記念日にする”提案もおすすめ。
Q. 手続きにはどのくらいかかりますか?
A. 2〜3か月で完了することが多いです。書類と工事の時期を逆算して動くとスムーズ。

📅 進行スケジュールの目安

期間内容
1〜2週間家族の話し合い・受入先を検討
2〜3週間寺院・霊園と連絡、書類取得
1〜2週間改葬許可申請・交付
2〜4週間閉眼供養→撤去→納骨

🌸 まとめ|「お墓をしまう」ことは、「想いをつなぐ」こと

墓じまいは、けして“お墓をなくすこと”ではありません。
それは、家族の心を未来へつなぐ整理です。

「ありがとう」を形にして、
「これからも見守ってね」と笑顔で言えるように。

少しずつ、ゆっくりで大丈夫。
焦らずに、あなたのペースで進めていきましょう。


🔗 あなたにおすすめ👇

🪶 エンディングノートの書き方と始め方
エンディングノートは“生き方を整えるノート”。何を書く?どこから始める?未来の安心をつくるシンプルな書き方を紹介。
🌊【終活で注目】お墓を持たない優しい選択。——家族で送る「海の記念葬」が支持される理由
終活の新しい選択。家族で貸切できる海洋記念葬は、人数課金なし・全国対応でコスパ抜群。費用を抑えて、心を込めたお別れを。

コメント

タイトルとURLをコピーしました